クマサカガイ is…
皆さんこんにちは!
お魚担当マサキングです!
長かった。暑さが収まるまで長かった!
マサキングは基本的に春と秋があれば十分な人なので、
ここ数年の暑さ寒さはちょっと厳しかった。。。
それでも飼育員としては、夏が無ければ季節来遊の魚達にも会えず、
冬が無ければ底引きの深海魚も手に入らず。
気持ちが二つあります。だから、日本には四季があってほしいと願うばかりです。
はい。本題にいきます。
余計な話で本題から大幅にそれるのがマサキングの悪い癖。
今回は、マサキングのMy Favorite!!
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「クマサカガイ」のお話。
クマサカガイは駿河湾だと主に底曳網で採れる巻貝の仲間です。
普通の巻貝の様に殻を成長させるときに、周りにある小石や死んだ貝などを巻き込んで
大きくなります。
そのため、同じ見た目になる個体がほとんどいないのが特徴的です!
クマサカガイ本人の殻が弱いため、補強の意味があるのでは?と言われています。
そして、クマサカガイの一番可愛い所は、何といっても顔!
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かわいい!!
こんなごっついから背負ってそんなかわいい顔してんの!?!?
え、何その口!?ずっとかわいい!!
しかもからは地味な色合いなのに、体黄色って!!
しかも、基本貝殻に隠れているので、このキュートなお顔が
拝見できるのは激レア!
調子良さそうな時で20秒に1回、殻を持ち上げて1歩進みます。
他の巻貝はスライドするようにして進むんですが、殻の形状と
体の小ささからか、どすん!と進んでます。
殻を持ち上げたときにお顔を拝見できるので、ぜひチャレンジを!
(そのほかの展示を見る時間は保証できません)
クマサカガイのお顔が見れた人は超ラッキー!
視力が0.5くらい上がった気がすると思います。(個人の見解です)
ちなみに、クマサカガイの仲間は日本にも何種類もいるんですが、
本人の殻が白く美しいクマサカガイが一番のお気に入り。
基本的にあわしまマリンパークにいて生きた状態で入ってくるのは
「クマサカガイ」と「ホンクマサカ」の2種類なので、他の種類も一緒に
展示してみたいところ!
と、変な野望を最後に、今回のブログは終わりにしたいと思います。
余りにも長いと読みづらいので、この続きはいつか解説板にして
見て頂きたいと思います!
マサキングの変な熱意が伝わればと思います(笑)
ではでは!
投稿日:2023-10-04 | カテゴリ:飼育員ブログ