あわしまマリンパーク

みんなの日記

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コサギ・チュウサギ・ダイサギ時々クロサギ

こんにちは。花粉症に負けそうな前館長の伊藤です。
淡島の周辺には野鳥が沢山いますが、海なのに田んぼや川で見かける野鳥も多く見られます。おそらく、山1つ向こうが狩野川や田園があるからかと思います。その中でも、淡島では一般的にサギと言われる野鳥のコサギ・チュウサギ・ダイサギ・アオサギ・ゴイサギを見ることが出来ます。

ちょっと話はそれますが、サギの呼び名で白鷺(しらさぎ)と呼ばれる白いサギがいますが、正式種名ではないんです!!野鳥図鑑を調べてもシラサギと言う鳥は見つかりません。純白のサギの仲間たちを昔から総称して「白鷺」と呼んでいるようです。おそらく、淡島でも見られるコサギ・チュウサギ・ダイサギの事を意味していると思います。




話は戻ります。淡島では、白いサギたちに混ざって、1羽だけ黒いサギがいます。これは正式種名クロサギ(学名:Egretta sacra)です。昨日はイルカプール欄干で見かけました。



大きさはコサギと同じで、ここ数年、冬になると必ず1羽やってきます。おそらく同個体です。
このクロサギ年々淡島に慣れてきている気がします。以前は欄干に留まることは殆どなく岩場で小魚狙っていることが多かったです。しかし、昨日は私が同じ欄干に居ても飛び去ることはなかったです。
このクロサギに限らず淡島の野鳥たちは、他の場所にいる野鳥たちより逃げない気がします。人との距離が近く感じます。(私の勘違いかもしれませんが・・。)
お客様も来園した時、お時間あればイルカやアシカ・水族館・カエルを見るだけでなく野鳥観察もしてみてくださいね。

因みに再度話がそれます。
クロサギには、黒色型と白色型がいて、黒いクロサギと白いクロサギがいるんですよ!!クロサギなのに白です・・・。コサギと見分けが難しいと思った方、ポイントとしてクロサギは暖かい海辺(岩礁地帯)コサギは主に田園・河川・海岸で生活しています。そして、脚の色で全体黄色はクロサギで、全体黒で脚先が黄色はコサギになります。

ちょっと紛らわしいお話でした。



13/02/12:館長ブログ

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