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みんなの日記

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冬の風物詩

 皆さんは、冬の風物詩といえば何を思い浮かべますか?
焼き芋おいしいですね。温かな鍋料理もいいですね。
私は、富士市にすんでいるので、真っ白く雪化粧した富士山でしょうか。

海の冬の風物詩、特に日本海では、やはりこれでしょう。
先週、日本海側にある若狭湾に行ってきました。
海岸を歩いていると「おっー」みつけましたよ。

漂着生物

矢印のところに、何か白いものがありますね。
これを拡大してみると。

漂着したハリセンボン

お腹が白くて、背中は黒、大きなまん丸の目、体を見ると棘がいっぱい。
ハリセンボンですよ。
沖縄では、「あばさー汁」、あとは、「ふぐ提灯」も有名ですね。
水族館でも愛嬌のある姿で人気者の魚です。
ハリセンボンは、温かな海にすむ魚で、冷たい海が苦手です。
そんな魚が冬の日本海にいる理由は、
沖縄から九州の西をめぐり日本海に流れてくる対馬暖流です。
沖縄の海から、海流に運ばれて日本海に入ってしまいます。
冬になり水温が下がると、泳ぐ力もなくなり、北風に吹き寄せられ海岸に
打ち上げられてしまうのです。
体をよーく見てみましょう。

 ハリセンボン

矢印のところ、尾びれが白くなって縮れています。
低水温で血行不良になりひれの組織が死んでしまうのです。
冬山などでおこる、凍傷に似ていますね。
このように、日本海の海岸には大量のハリセンボンが打ち上げられます。
この現象は、「死滅回遊」と呼ばれています。

13/02/10:館長ブログ

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