あわしまマリンパーク

みんなの日記

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カエルを愛してやまない男

どーも!
最近、カエルのように夜行性になってきましたマッキーです(・・;)


さて、さっそく本題に!!

現在カエル館には、約90種のカエルを展示しています。
(バックヤードを含めると、100種前後いますが・・・)


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そんなカエル館では不定期に展示水槽のレイアウトや展示生物を変えています!

主にカエル館にある水槽のレイアウトをしているのは、こちらのスタッフ↓↓


  \カエル愛爆発男 キンタロー/


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水槽のレイアウトと言っても、あまりピンと来ない方が多いかと思いますので
飼育員目線で少しお話していきます^^


まず、レイアウトとは何かというと。

「水槽内にカエル達が生息している環境を再現する」 という事です。

どのような所で生活をしていて、どうやって隠れているのか・・・等を知ってないといけません。


日本に生息しているカエルは、実際に野生の個体を見に行ったり
採集をしたりしながら、生息環境を知る事が出来ます。
(※採集してはいけない場所もあるので、ちゃんとリサーチして下さいね←)

しかし、海外のカエルはなかなか現地まで行く事は難しいので、
図鑑や論文などから知識を得ています。


今回、キンタローが作った水槽の入居者はというと・・・・・

猛毒界のエース 「モウドクフキヤガエル」さんです。


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野生では1匹のモウドクフキヤガエルで青酸カリ1000倍という非常に強い毒を持っていると言われています。。。
(淡島マリンパークにいる子達は飼育下なのでまだ安全です。笑)


レイアウト序盤は、「土台作り」です。


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土を敷いたり、壁に植物を植えつける為の土台をつけたり。

しっかり乾かしてから、次の段階へ。植物・石等の植え付け。


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モウドクフキヤガエルはコロンビアの熱帯雨林に生息しているので
植物は多くいれたいところ。
しかし、多く入れすぎてしまうと上手く隠れてしまい「お客様に見つけてもらえない!!」
という事態が起こるワケです・・・(TT)

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飼育員としてはすごーーーく凝りたい所なんですが、
皆さんが見つけやすい、でもカエル達もちゃんと隠れられる!という
ギリギリのラインをいつも攻めています!!!!笑

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そんなこんなで、悩みながらも出来た水槽がこちら↓



どうでしょう!?

キンタローいわく、今回はカエル発見の難易度高めだそうです(笑)
ただ、左側の大きな流木の後ろにスペースがあるのでそこを覗けば見える可能性大!!


皆さんもカエルだけではなく、水槽の環境からも感じ取ってもらえたら嬉しいです^^


今日はこの辺で!ほな、さいなら~!

19/06/19:飼育員ブログコメント(6)

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